回る背骨

制作メモ

はじめてのMax for Live

何から始めればいいの?
M4Lにもビッグ3が存在します。

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Ableton Live Suiteのユーザーには、Max for Liveのデバイスがいろいろと付属してくる。

ここでは「Mono Sequencer」「Buffer Shuffler」「Loop Shifter」の3つをフューチャーしてみます。

 
AbletonのストアではいろいろなM4LのPackが販売されているし、Max for Live.comではユーザーが作成したパッチもダウンロードできる。さらに自分で新しいパッチを作成することも可能だ。

拡張ツールとしてM4Lは理想的だが、やれることが多すぎて何から手をつけるべきか迷ってしまったりもする。

なので、まずはビッグスリーと銘打たれた3つのデバイスを使ってみた。

 

Buffer shufflerとLoop Shifterを使いながら動画を作成してみた。
(はじめてだったので音量バランスを失敗しました)


Max for Live:Buffer shufflerとLoop Shifterの使い方

 

Mono Seqencer

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「Max for Live Essentials」収録。(旧バージョンは『Step Sequencer』)
単音のステップシーケンサー。画面をなぞるだけでノートのピッチやベロシティなどが変えられる。
また、リピートする間隔をそれぞれの項目(ピッチ、ベロシティ、オクターブ、音の長さ、リピート)ごとに変えられる。例えば同じメロディをリピートしながら、オクターブを別のタイミングで変化させるなど。

 

Buffer Shuffler 2.0

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「Max for Live Essentials」収録。
オーディオデータを分解してフレーズを組み替えることができるデバイス。
横軸が時間で、縦軸は分解したパーツが下から上に並んでいて、上下に移動することで再生するパーツが変化する。

 

Loop Shifter

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「Max for Live Big Three」収録。
ループを分解しMIDIノートごとにいろいろな状態に転換する。結果が予測できないので、使い所は難しい。
例えばドラムループを切り刻んでMIDIノートに自動的に振り分けるのだが、プレイバックするスピードや時間軸がランダムに決定されるため、原型を留めないような音になったりならなかったりする。

 

Cycling '74(開発元)の解説動画。こんなことまでできるのね!

Using Max for Live Devices: Mono Sequencer Ep01 - Cycling '74 Wiki
Using Max for Live Devices: Buffer Shuffler 2.0 Ep01 - Cycling '74 Wiki